浮かぶ月夜に 愛したあなたが
弾けて飛んだ
引いたヒキガネ 見つめる私は
なぜか笑ってた
狂い出す 幻の愛という白日夢
真実を知るほどに 崩れ行く万華鏡
貫いた痛みなら 知ってるわ同じなの
それくらいわかるでしょ？
純粋を裏切った
アナタナラ
込み上げる感情には 逆らえず落ちた涙
消えて逝く命の儚さに 愛の深さを感じれば
終わって行く物語と 同じくして咲き誇った
愛しさの 花を手向け
あなたの鼓動（オト）に しがみついて…
感情の波に揺られ 冷たいあなたの唇
最期に口づけた優越に 見える走馬灯
込み上げる感情には 逆らえず落ちる涙
憎しみは静かにほどけ行き あなたの命（体液）
身にまとい
まだ少し霞む視界 消炎漂う銃口
こめかみに寄せて言った
「私、あなたを、ひとりにしないわ」
浮かぶ月夜に告げた『サヨナラ』は
永遠（とわ）の束縛…
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