1)
お国のために父は行った 臆する事なく父は逝った
なぜなのだとすら問えずに 辺境の奥で逝った

わたしはまだ ここにいる わたしはもう ここにいる
だれのために なにがある だれがために なにになる
 
※)神社にあつまり 召集かけられ
日本のために 学徒出陣
ラッパの兵隊 軍艦マーチ 潔く散る少年兵

2)
然様ならば仕方ないと 「さようなら」も言えずに行った
慣れぬ戦の真似事をした 小夜啼き鳥の声聴き入った

わたしはなぜ ここにある かのじょはなぜ ここにいる
おくにのため なにをする なにもできずに そこにいる

立派であれよと 最期まで
泣かずにおられた かあさまが
泣いておられた 最後のあの日 咲かずに終わる百合の花

※)くり返し

あの日あの娘に さよならと
言っておいたら よかったと
父の元へ向かう その時に 思うわたしは愚かです
いくさは終わり 玉音放送 安らかに眠る少年兵 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

傷年兵

タイトルは「しょうねんへい」と読みます
いまさらこんなんかくのはほんとに失礼かもしれませんが・・・
本当は8月15日にうp予定でした。

閲覧数:100

投稿日:2010/08/18 02:51:28

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

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