禁じられた果実を口にして
甘やかなる吐息に震えてた

これは契約だ　白い闇の中で
この光があなたを照らす　青く

たとえ咲かない花だろうとも
今、抱きしめられたのなら
夜が明ける前に壊してくれ
でもあなたのそばにいれば
何故か奏でられる

後悔よりも甘いメロディ
あなたを慰めるから
　

感じられるものを信じてた
届けたくて音を奏でては

いつか夢見てた　光がある場所で
歌を歌うこの姿を見てて

それが一夜の幻でも
今、この手の中にあるよ
それが愛だなんて気付かないで
でも温もりをあげるから
この手を取ってくれ

戻れなくとも構いはしない
目に映る風景が同じなら

それは誰にも見えないもの
そう決めつけて生きてきた
それは今も変わることはないよ

でも

ひとりだけ見つけたよ
同じ景色見てたやつ

それが咲かない花だろうとも
今、瞳に捉えている
その絶望を光で塗り換えてやる
だからこの手を離さないでいて

これは契約それでもいいさ
共に歩む道があるなら