大抵の事はいつも
明日にはもうきっと
忘れてしまうけれど
僕らは


頭の中は後悔ばかりで
思い出してみれば言い訳で溢れた

猫が死んでた
電車が遅れた
「今日はダメな日だ…」
大体毎日そうだったなぁ

また僕は大事な時間浪費して
諦め方だけ上手になっていく

望んでいたものは
大抵誰かが先に手に入れてしまっていて
情けなくもなってさ
誰かの余りモノで着飾ったりしてもさ
どうやったって僕じゃない
僕はどこにもいない

彼女にフラれて
帰り道転んだ
それでも笑ってる僕が嫌いで

言葉にしたものは全部嘘臭くなってさ
本当に言いたいことは一つも伝わらない
僕をバカにしたあいつも僕自身もさ
殴ってやればよかったんだ
嘘は吐いちゃダメだった
せめて僕にだけは


今もこの手の温もりが
どうしようもなく
「生きてる」ってことを
僕に教えてる

昨日あった嫌なことも
明日の幸せのためにあると思っていて
これからも変わらない
ぬるい幸せに溺れて見失ったり
忘れてしまうのなら
僕は少し不幸でいい

ちゃんと僕がここにいる
忘れないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕たちの両手は

「僕たちの両手は」の歌詞です。
タイトルは「半分の月がのぼる空」の一節から。

閲覧数:117

投稿日:2013/08/29 10:05:44

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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