「いたた…」
ミクは目を静かに開く。周りは廃屋だろうか?
紺色のブレザーに赤い斑点。
「…血?」
ミクは頭をさする。
痛い。
「…リンちゃんは!?」
隣で寝ているリン。
胸を撫で下ろすミク。
「み…く…ちゃん?」
「リンちゃん!!」
ミクはリンに駆け寄る。
「無事?」
「私はね…でもミクちゃん血が」
「ん?あぁ…」
「ミクちゃん大丈夫!?」
「だいじょ」
大丈夫。その一言が言えずにミクは意識を失った。
「あ~あ…」
リンは立ち上がり、廃屋の埃を払う。
「初音さん、まだ死んで貰っちゃ困るの。」
リンはミクに素早く消毒を施す。
「あなたはとことん利用させて貰うわ」
「「全ては復讐の為」」
「…何言ってんのめーちゃん」
「馬鹿、勤務中にめーちゃんはやめてよ」
「あ、ごめん」
女警察官MEIKOが警察官KAITOを叩く。
「MEIKO警部、復讐って?」
「全ては復讐の為。最近ね、そう言った動画をアップしている人が居るのよ」
「復讐…」
「全てはゲームで行われる。何よりも面白いゲームだとさ」
「…遊びかな」
「…さあ」
あ。と思い出したようにMEIKOは言う。
「最近ね、誘拐事件があるの」
「誘拐?何で僕達の耳に入らないの?」
「全て不明だからよ」
「は?」
「待ってよめーちゃんそれを調べるのが僕達の仕事だろ?」
「何も解らないの!!誘拐じゃないかもしれないし、行方不明かもしれないのよ」
「…そんな」
「MEIKO警部!KAITO巡査!」「ほらね」
「…」
納得のいかない様子のKAITOの頭をMEIKOは叩く
「!?」
「次めーちゃんって言ったら殺すわよ」
銃を見せるMEIKO。
KAITOは静かに頷いた。
「初音ミク…全ての歯車をずらした女…」
「許さない」
case2 完
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