履き捨てる。
人間を縛るこの理性の足枷を解く。
ただ僕だけは思うが儘に
生きていたいなぁ。
叶わないか。
たたたた
時代の中
疲れた僕は泳いでいたんだ。
『伝える』事さえも
僕は上手く覚えられなかった。
とある夜にあくび。
満月に向かって
エスカレーター駆け上る。
そういう僕は満たされてる。
この心まで押さえつけずに
『僕は能動的に動くことが出来るのだから。』
人間を掴むのは決まって冷静なさ、
『日常』で。
まぁ、『日常』だけは
経常的に在っているんだなぁ。
居るんだ。揺蕩うんだ。
脱ぎ捨てる。
僕を掴むこの遺制の感覚を放つ。
ただ世界中の人間を猜む僕は
あゝ行為論。
叶わないか。
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