もし君がまだいたら私は何を話そう

白と黒の小さな空間、君の形をしたモノ
それだけが分かった解っていた。
もういないんだよ 君に花を手向けても
もう戻らないんだよ 君に話しかけても

壊れない様にね、大切に遺そうとしても
全部曖昧になっていくんだ。
……寂しいね

もう君はいないのに何故かずっといる気がした
君が遺したものはあまりにも残酷だった
もう駄目なんだよ 君の笑顔も
もううるさいんだよ 君の笑い声も

泣かない様にね、目を瞑ってみても
全然とまらないんだ。
……なんでだろ

君の匂いが遺っていて笑っていて
嗚呼、また君に縋るだけ

忘れたいんだよ君が遺したものも
全部壊してしまえたらどれだけ楽だろうな
泣いていたって君は戻って来ないし
たぶんまだ期待していたんだ
もうやめるから
ただの独り言だ

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君の遺したもの

後悔の詩。
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投稿日:2023/02/22 18:43:18

文字数:355文字

カテゴリ:歌詞

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