模倣犯 / 初音ミク
ずっとずっと離れないあの残響が
僕の心の臓を突き刺した
青い青い箱庭 一輪の花が咲いていた
深く深く根を張り ずっと頭から離れなくて
あなたの様にはなれないなんてのわかってて
それでも倣うことしかできないけど
それだけでよかった
ずっとずっと離れないあの残響が
僕の心の臓を突き刺して
くだらねえと切り捨てたこの感情が
掠れた音で夏を責め立てた
夏日、渇いた雲、蝉に時雨、夕立、海に落ちた
拝啓、月と蛍、哀を歌え、さよなら僕の航海
あなたの様にはなれないなんてのわかってて
それでも倣うことしかできないけど
それだけの人生
ずっとずっとあの夏日に望遠を
零れた涙に意味も価値もない
ほんの少し行き場のない感情を
あなたがくれた夏に吐き捨てた
あなたの様にはなれないなんてのわかってるけど
嗚呼わかっていたいけど
ずっとずっと咲いていたあの箱庭で
藍に染まる音を響かせた
誰も彼も繰り返すまたあの夏を
描いた青さで目を覚ますんだ
ずっとずっと離れないあの残響が
僕の心の臓を突き刺して
くだらねえと切り捨てたこの感情が
掠れた音で夏を責め立てた
ずっとずっと忘れないであの夏を繋ぎ止めて
ほんの少し行き場のない感情を
あなたがくれた夏に吐き捨てた
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