あお、むらさき。【オリジナル】

訳あって急ぎのアップです。また修正して行きたいと思います。

「あお、むらさき。」
作詞：てんないっつい
作曲：桒原かおり

セカイで一番
好きなものは儚い今
街が消える
闇が下りて
太陽が沈む時に見える
青紫の空の瞬きに
君の瞳に映る景色

ごめんね.を３万回言った
その内の何処で僕は目を開けた？
伸ばされた手を掠めて
サヨナラ.を３万回聞いた

　セカイは窮屈な箱
　言葉尻拾って詰るだけ
　音を聞く耳なんてない

涙の雫が雨の様に
セカイを濡らしている
やがて虹の出る晴れが来たら
そっと舞台から下りるよ

　セケンは痛みを強く
　抉って弱さにつけ込んで
　声ばかり投げつけた

青い目が見開いて
白い肌切り裂いて
真っ赤な血が溢れたら
ごめんね　のループ

紫に瞬いて
白い服靡かせて
真っ黒の闇が来たら
さよなら　のループ
　
中味のない言葉に
どんな意味もないと言うのならば
何故　人は歌が紡ぐ
五線譜のユニゾンを止めないの？
君が消える劇を演じて
ラストはいつも悲劇のまま
涙の雨滴を止める
虹も太陽もない舞台に立つ

　転回しよう
　物語はここから変わる
　台本を投げ捨てた
　舞台装置で太陽が
　やがて昇る為に沈む
　美術が背面を青紫に塗って
　ゆっくりと明かりを落とした
　そこで立って二人
　そして僕が観客に向かって言う
　
　We are in this place,
　Now,get back our Future!!!

セカイで一番
好きなものは　儚い今
街が消える
闇が下りて
太陽が沈む時に見える
青紫の空の瞬きに
君の瞳に映る景色
　
君が笑う
エンディングになる
悲劇が終わる舞台　観てる
拍手の鳴り止まぬ中で
太陽が沈んでいくよ
君と歌う　
最後の歌と共に幕が下りて　終わる
セカイが消える寸前の　今
儚い全てに『アイシテイル。』