※注意(ワンポイントアドバイス)※
最近θっていう
よくないモノが流行っているらしいです。
気をつけてくださいね。
錆付いたポストに久々に手紙が届いた。
どこからともなく、住所なんて書いていなかった。
手紙を開けてみた。
中には、「この街で一番、景色がきれいな場所」の写真が貼ってあったの。
Θかぷせる
わずかな興味と狂気が日常の裏側をのぞかせる。
あるのは、退屈な籠と、モノクロの天井。
自分の発した言葉は宙に舞って消えていく。
自分の描いた絵本と自分の人形、紙とクレヨンを持って出かけるの。
「逃げ出してやるのよ!」
宙を飛ぶ”月気球”を追いかけて旅に出る。
だって神様がくれたこの世界が大嫌いだから。
”月気球”を追いかけて来たこの町。
紳士のおじさんが見せる、それは流行(はやり)の「シータ」らしいの。
差し出されたのは小さいθ(カプセル)だった。
甘くて 楽しい そんな味がしたのかもしれない。
目に映ったもの、それは
空を飛ぶ魚だった。それを見て、私は泳げる、そんな気がした。
昼は音もなく、速やかに、夜に置き換わっていく。
夜に空を流れていく流れ星。
それに願いをかける。
「一つだけ、願い事、してもいいなら、
次もまた、次もまた、わたしでありますように」
((とある異国で流行っているという
服用すると、空を飛ぶ魚が見えるドラッグ。
こんなクスリが出回るもんだから
いつからかこの国の人々は生に対して執着が無くなっていきました))
手に入れたのは、わずかな安息だけだった。
漆黒の闇、すべてを飲み込んでいく。
空と海が融けて 夜空の星が魚へと変わっていく。
わたしの体はひたすら落ちていく。
幸福の音が詰まっている θ(カプセル)シュガー
「もしかして・・・報われたの?」
そんな気がした。でも、ほんの少し遅かったけれど・・・。
「わたし、今、幸せ だよ。
でも、だけど、何故 かな?
さみしいよ・・・・・・」
今、気づいたの。やっと・・・。
本当はこの世界が 大好きだったということを・・・。
コメント0
関連する動画0
ご意見・ご感想