A
水面に映る 遅咲きの
桜の華は 散るとして
舞い落ちてなお 鮮やかに
彩り纏い モノクロを

飾る

A
舞台設定 後付けで
幕を開けば とめられず

B
私を 見つめる
貴女は 美しすぎて

サビ
奏でましょう 摺り合う花びらで
私と貴女の不完全なメロディ
踊りましょう 躓く両足で
私と貴女の未完成のステージ

A
スクリーンの上 色もなく
桜の華も 彩れず
また舞い落ちて 退廃し
死色纏い 赤く染め

C
ただ それだけが
目についてしまう
ただ それだけで
全て終わらせたのだと

サビ
歌いましょう 枯れ渇れの体で
私と貴女の重ならぬハーモニー
伝えましょう 開かぬその口で
私と貴女の台本にはない
キスシーン


サビ
(もう止めましょう 観客はもう消えた)
(未完成なままカラカラ回した)
(消し去りましょう 悲しすぎた二人を)
(幸せにしたいからもう消して)

サビ
奏でましょう 1000人オーケストラ
私と貴女の完全なシンフォニー
踊りましょう 狂うほどのリズムで
私と貴女で虜にするステージ

歌いましょう 透き通るような声で
私と貴女の震えるハーモニー
伝えましょう 艶やかなその口で
私と貴女の台本にはない
キスシーン

B
私を 見つめる
貴女は 美しすぎて

記憶に 残して
燃やして しまえば

二人は トワに
舞台で 踊る

フィルム の中で
塵とな り消えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

迷奏ロマンスフィルム

そんなお話。頭の中に浮かんできてくれたら幸いです。シンフォニックかつメロディアスな雰囲気です。

閲覧数:171

投稿日:2012/07/21 20:40:51

文字数:632文字

カテゴリ:歌詞

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