三年二組 落書きの机
隠された靴 冷えたリノリウム

哀れみと嘲笑 空耳も混ざり合う
消えたいなんて 消えそうな声が漏れる

泣いたら負けだと
何の勝負 別に勝ちたくもない

今日もまたこんな息苦しいセカイで
ひたすらに僕はただ耐えてた
帰り道うつむき濡れるアスファルト
いつまでも立ち止まり伸びてく影法師
僕はどこへも行けない


あれから気が付けば
卒業して専門進んで就職して
呆気なく過ぎてった日々

新しい街で すれ違う少年少女
消えたいなんて 消えそうな声を聞いた

いつかの僕かな
裸足のまま逃げろ生きてればOK

ちっぽけなそんなバカみたいなセカイが
本当に君の今全てかい
大空を見上げろ果てしなく続く
この街を通り過ぎ伸びてく飛行機雲
君ならどこへ行きたい


ちっぽけなあんなバカみたいなセカイが
あの頃の僕は何故全てで
何度この命を諦めようとしただろう

でも

こんなにもほら素晴らしい世界で
心から僕は今笑える
帰り道繋いだ小さな手のひら
茜色寄り添って伸びてく影法師
三つ並んだ幸せ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ちっぽけなセカイ

応募用に書きました。

閲覧数:138

投稿日:2016/05/06 03:19:29

文字数:454文字

カテゴリ:歌詞

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