「たっだいま~!!」

「おかえりなさいですわ~…。あ!抽選当たったんですわね!!」
「キクヨ…これどこに置いたらいい?」
「玄関でいいですわよ♪それにしてもフノオさん…よく持てましたわね」
なんとか家にたどり着けた…米俵二俵(フオが)持って。
「おキク!これだけちゃうで!!テレビも当てたで!!あたしが!!」
「まぁまぁまぁ…!嬉しいですわね~」
「まさか本当にマスターが米当てるとは…」
「なッ…!フオ、期待してなかったの!?」
「…まぁ、ちょっとは…」
「ええぇ…」
私にやらせといて期待してなかったのかよ…

「…で!テレビは何日かしたら持ってきてくれるんやて~」
米俵を置いて、一息つきながらデネがおキクさんに武勇伝(?)を話ている間にフオは自室に戻っていった

「…おはよぉ、マスター」
「シヲ!あんたまだ寝てたの!?」
時計を見ると11:55。もう昼前だし…
「お腹すいた…みんなは?」
「遊びに行ってるか自室にいると思うよ?」
「そっか。朝ご飯食べたいお…」
ちなみに、今昼なんだけどね…

ピンポーン!

「あら?すいません、今手が離せないので誰か出てくださいませ~!」
「私が行く~…」
だいたいこの時間だったら宅配便…ぐらいかな。あ、誰かの友達かもなぁ。とか思いながら玄関の扉を開ける
「はい、どちらs「ただいまーッ!我が愛しの娘ー!!」
突然抱き締められる…って!お母さん!!?
「え!オカン!?」
「ママ…?」
「お母様ですの!?」
声を聞きつけてか、居間にいた三人が走ってくる
「あー!オカン久しぶりや~!!」
「ママ…おかえりぃ!」
「お母様お久しぶりですわ~!」
「あら~☆デネにシヲにキク!お出迎えありがとねぇ!!」
ずっと抱き締められてる…お母さん私忘れてない?
「…お母さん…離して…」
「あら、ごめんね~。久しぶりに娘の顔をみれて嬉しくって☆」
お母さんはオリジナルボーカロイド(俗に言う亜種)の会社の開発部で働いている。お母さんの仕事はボーカロイドのデザインや人格などを担当してるって前に言っていた。ちなみに亜種藍荘メンバーも全員お母さんが開発に携わっている。
だからみんなも『母親』と思っているみたい…
「何々!?おかーさん!?」
「え。母さん帰ってきてる…?」
「お母さんお帰りなさい!」
「ママ!おかえりなさい!!」
順にラビ、テル、ラン、サレが部屋からでてきた。…リコと痛系双子は遊びにいってるみたいだなぁ
「みんなただいま~!!元気そうでなによりね!」
「おかーさんッ!きゃーーー☆」
「あらあらラビは抱きつく癖がまだあるのねぇ~」
ラビが一番お母さんと仲がいいなぁ…
「そういえばオカンなんかあったん?久しぶりに帰ってきて何もなしはないんやろ?」
「デネはやっぱり鋭いわねぇ。さて!なんだと思う?」
「お母さん…何も玄関先で話こまないでも。中入ればいいのに」
「まぁまぁ、マスター。で、おかーさん何があるの!?」
「ラビはせっかちね。じゃぁ、入ってらっしゃい☆」
お母さんは外に向かって言った
…すると、扉を開けて入ってきたのは

「初めまして!夜瑠紀アルッス!!」

男の子?でも夜瑠紀って…
「あたしの…弟!?」
「あらよくわかったわね、アル君よ☆」

ええぇぇぇ!!?また人数増えるのぉ!!!?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ようこそ☆亜種藍荘へ!10

やっと10話だ…⊂(_ _⊂

マスターの母親設定↓
年齢:47

職業:ボーカロイド開発者
普段は遠くの会社で単身赴任的なことになりつつある。たくさんの亜種を生み出した実はすごい人。でも娘やボーカロイド達を大切に思っている。
明るく元気なお母さんです

閲覧数:25

投稿日:2011/02/06 18:43:40

文字数:1,377文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました