今日もあのコが泣いている。
周りの女のコ達があのコに向けて言葉を発するたびに、鋭利な矛先であのコが裂かれていく。
アタシはいつものソレを見て見ぬフリをしてその場を離れた。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



ホントはわかるのあのコの行方が。
でも追わないのは何故だろう?



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



またあのコが泣いている。
通り過ぎようと思ったら、アタシに手を伸ばしてきた。
でもアタシは無視して通り過ぎる。


あのコは責めるようにアタシを見た気がした。
視界を塗り潰す。
このバケツで。
―ミエナイミエナイ―

周りの女のコが笑った気がした。
―キコエナイキコエナイ―

アタシは…また自分を誤魔化す。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



『ホントは…』
なんて言えるワケなくて、窮地に立たされ落ちていく。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



あのコは学校へ来なくなった。
あのコの次の標的はアタシだった。
あの時のあのコみたいに必死で手を伸ばす。
でも誰も掴んでくれない。


日常が、真っ黒へと色をかえた。
アタシが悪いの。
都合のいいアタシをね今すぐ消して。
このバケツで。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

バケツツール

今回は「バケツツール」の自己解釈です。
こんな感じのは、初めて書きました。




すだち様、すみませんでした。

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閲覧数:97

投稿日:2011/05/10 19:32:03

文字数:505文字

カテゴリ:小説

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  • 禀菟

    禀菟

    ご意見・ご感想

    新ジャンル!!
    自業自得系?←

    ぼぅんすぁい欲しいです。
    tkくれ。

    2011/05/10 19:38:13

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