こんばんは、ヒイトです。この頃僕ばかり日記を書いてる気がするけど今回も僕です





今日は金曜ロードショーでル●ン見ていたんですが、途中で電話が鳴った。出てみたら赤羽根さんの声がした




「もしもしー優です。葵さんち
ですよねー?」


「………はい。マスターと電話をかわりますか?」


「いや、ヒイトくんに用事だからそのままで。マスターに聴かれたくない事を話すから席外しな?」




そう言われたので、こっそり部屋へ行って鍵をかけた。布団被って万全の状態にする





「…なんの…話ですか」


「単刀直入に。枯れかけてるだろ君の身体は」




そう言われた瞬間、衝撃が走った…なぜ知っているんだろう。誰にも話してないのに




「…なぜ、わかったのですか?」


「君らには言ってなかったっけ。俺はVOCALOIDの整備士だ。ヒイトくんも元々はKAITO。不具合はすぐわかる」





整備士…。メンテナンスや修理を行ってくれるVOCALOIDにとって医者の様な存在だって聞いた




「納得したか?ついでに言うと、葵には言ってないんだろ」


「…どうしてそこまで……」


「あいつが知ったらとっくに俺のところに来てるからだよ」





マスターの行動がわかってるんだ…すごい。それだけで言い当ててしまった。




「…全部当たりです」


「やっぱりな。心配かけない様に隠して悪化させるのはVOCALOIDによくあることだ」




赤羽根さんは一度苦笑してから、真剣な声色で聞いてきた







「で、本題だ。ヒイトくんはこのまま枯れる道を選ぶか?それともKAITOと同じ身体で生きていきたいか?」


「……どういうこと…ですか?」




兄さんと同じ身体…?





「君の本来の身体は枯れてきている。そのまま枯れるならそれでもいい。それか、君の感情や記憶をプログラムとして組み立て機械の身体に移すかだ


両方とも『本来の身体』に死が来ることにはかわらないんだが…どうしたい?」






両方ともこの身体の結末は同じ…ただそのあと心のみ残るかどうか



でも、本当にこのままの『僕』でいられる保証はないし…






「……考える時間を…下さい」


「よく考えてな。決断は…火曜日までまつ。じゃあまたな」





一方的に切れた電話。ツーツーとしか聞こえない受話器を俺は握りしめていた






思考は堂々巡りしかしないから…寝てしまおう。今は…幸せな夢を見ていたいから





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

種っこの日記9

書いとかなきゃいけない話を急いで書いたのでしっちゃかめっちゃかしてます…←

ヒイトは分岐点。選ぶ道は決まっています。カイトはもうこのまま加速していくだけです

今日ル●ン見てて、尊敬している朴さんがいたことに出演者みるまで気がつかなかったんだ…←どうでもいいわ

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2010/02/12 23:49:15

文字数:1,077文字

カテゴリ:小説

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