漆黒の髪を靡かせては
甘美な香りに中毒-よいし-れた
最上段-じごく-の扉に手をかけたら
迷うことなく堕ちる生贄-あくむ-
曰く、穢れ無き女神の闇夜-よ-
戦慄いだ魂も覚悟も 色褪せぬよう捧ぐ詩
時は逆巻いて奏でる
天-そら-に届かない祈り-デザイアー-
聡明な宝石の瞳も 見据えられない生か死か
繰り返している憂き世の果てで
甘受-あま-んじて
止め処なく溢れてる後悔-なみだ-を
嘲る満月-つき-には贖いを
澄みきった絶望-みらい-に祝福を
独白を繋ぐ導きを
曰く、不可侵の領域-カプリチオ-
禁じてた掌の十字架-クロス-を 捧げるように誓う詩
解き放つ術は静寂へ
永遠に響かせて譚歌-メロディア-
黒薔薇も残虐な悲劇も この傷跡-いたみ-さえ禊ぐ華
繰り返していた憂き世の果てで
可憐なる微睡みの女神
哀憐なる犠牲者の戯言-ミザリー-
暗澹たる泡沫の世界
純に還す歌声-こえ- 轟かせて
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