《1A》
当ての無い道草を 照らし出す夕日色
また明日のさよならを 見守るような西の空
マツムシの坂の上 沈みゆく橙は
大きな勇気を少年の 瞳に宿すのだろう

《1B》
悪戯な好奇心が 膝に触れる 花をはねた
羽ばたいた鳥の行方も 知らずに追い駆けていた

《1S》
今は 上手く飛べなくて
夢にも見ない世界に 誘われるように 迷い込む
日暮れに染められて 影に急かされて
道を選ぶと言うのなら 今日はここで 帰ろう

《2A》
木枯らしの揺らす葉に 手を伸ばす風の子は
どうして風樹の灯に 優しく笑うのだろう

《2B》
静かな月の夜は 耳を塞ぐ 髪を上げた
源の 光が何か 気付かず 憧れていた

《2S》
遥か 星を指さして
幼い記憶みたいに 忘れないように 数えてる
自信を持ちたくて 輝く舞台に 並び立ちたくて

《C》
情熱に満ちた 小さな実をひとかじり
涙を誘う味は 燃えるように 声を上げた

《3S》
いつか 時に流されて
思いがけない未来に 巡り合うように 辿り着く
歩みを止めないで 大切な日々も
通り過ぎると言うのなら この手にある瞬間を 逃さない
今を 一つずつ 生きよう
明日も 前向きに 進もう

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※かな歌詞は過去のバージョンに格納

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

『andante』

torekuruさんとのコラボ作品です。
https://piapro.jp/t/SrBS
https://piapro.jp/t/L73k

テーマは《歩くような速さで》

今年の夏の真ん中から3カ月
何度も書いては消してようやくここまで来ました。
一つ一つ、全ての単語に意味を込めて並べました。
上手に出来たかは分かりませんが、思い出深い詞になりそうです。

ページ更新の度に解説を付けようか悩み
実際途中まで書きかけましたが、
野暮なのでやめておきました。




*'ヮ').。o(コメントだけでも残していただけると嬉しいです)

閲覧数:450

投稿日:2019/11/10 06:30:01

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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