キミが光って見えた 少なくともあの時は
僕にはキミがまぶしくて あこがれていた
キミみたいになりたい、と思ったんだ

追いつこうと 追い抜こうとすればするほど 僕の腕をすり抜けていった
もがいて あがいて 気づいた時には キミの影に縛られていた

僕の前には一本の道 闇に踏まれた白い足跡 足跡の主は 白い白いキミ
僕は君の跡を 辿ることしかしなかったから 
キミのようになることもなく 仮面をかぶった僕しかいなかった
自分が 自分であることが わからなかった

繰り返す問答 自問自答 問いかけにはただ I don't know...
自分を知らない 理解できない 苦しい 苦しい 光が鈍る
消えないで 僕を照らして 黒に置き去り 忘れられた僕

「回り道でいい ゆっくりでいいから 一緒に自分を探しに行こう。」

キレイ事だと誰かは言った 

「キレイだっていいじゃないか。こんなに汚い世界なのだから 心は美しくあろうじゃないか」

『信じればいつか夢は叶う』

「信じて何が得られるものか 行動しないと何も変わらない」

キミがそう言ってくれたから 僕は小さな決心をした

ちょっとずつ すこしずつでいいから 前に前に進んでいこう
ちょっとの勇気をもって 前の闇に足を延ばそう
僕が僕であるために

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投稿日:2011/03/05 18:27:38

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

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