大掃除も終わってるし、年越蕎麦の準備もしてあるので、のんびりしていたんだけど


~♪~♪


「マスター!電話なってますよ」


「はーい」



電話に出てみると…おばあちゃんだった。年の瀬ぐらいはこいって言われてもね…


しつこいからとりあえず顔だけは出すと言って電話を切った。
……仕方がない



出かける準備をしているとカイトと種っこ達が寄ってきた


「お出かけですか?マスター」


「ちょっとおばあちゃん家に」


「……なんで?」


「年の瀬ぐらいは顔出せって。
連れていけないから待っててね」



そう言ったらライトとリイトが
ぐずり始めた。ヒイトも泣きかけ…罪悪感ハンパない



「にー!ににー!」


「やだー!つれてってー!!」


「夕方には帰ってくるから…」



ちみっこ達なら連れていけるかも知れないけどそうなるとカイトが可哀相だ


カイトにちみっこ達を任せてすぐに帰ってこよう…うん。



「カイト!夕方には帰ってくる
からちび達よろしく!ぐずったら冷凍庫に一口アイスあるから!」


「了解でーす。早めに帰ってきてくださいね」


「努力する!!」



鞄引っ提げてチャリに跨がった。おばあちゃん家は近いんだ。
引き止められるだけで



なるべく早く帰るために勢いよくチャリを漕ぎ出した





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOと種っこがやってきた7

年の瀬恒例の呼び出し。カイト達を連れていけるはずは無い…

帰って来られればいいんだけどね…

次は置いてかれたカイト達のターン!

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2009/12/31 14:12:36

文字数:577文字

カテゴリ:小説

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