シュピーゲル

作詞作曲 / ここのえここ
BPM145

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雨が降り止むまで言わずにいよう
傘を閉じても明日は拓けない
連れ出してくれ　君の手で

何を信じて　何を疑うのだろう
間違いは置いて行けよ
灰色の空は既に　白と黒が混じり合い
滲む正義は　掬えない程広がるから

まだ　記憶の奥には
叫ぶ　遺伝子の声が響く
螺旋の配列は　メモリーされた抗う本能

いつか雨が降り止む街に降り立つ
天使の息吹で癒す朝を待つ
鏡が写す　さんざめく想い
道は途切れて見えない
理想と現実に苦しむなら
一筋の光も断ち切ってしまえ
それでもすがる救いの手を
信じた先にあるものは

ノアの方舟に託して
選ばれし種を運ぶ
黒で染め上げた魂で
嘆きの雨は止まない

罪滅ぼしでいい
無力な祈る姿をただ
突き刺しておくれよ
影のひとつも残さず消えろ

雨が止む頃迎えに行こう

その時まで心は持つのか？
確かめてみたらいい

誰を犠牲にしたら守れるのか
幾千の星ほどの命が煌めく
世界が閉じる最期の刹那
君に託してみたいから

また来世で君に逢いたい