A
「神様ありがとう」 そう呟いた少女は
抜け殻になるには まだあたたかすぎた
B
隙間に宿ったカラスの目が
掻き毟る指を甘く眺める
辿り着いた交差点に
誰かが従える信号はない
サビ
「おいで」と招いたその手が
限りなく黒に染まり
誰も聞こえない街へと
いざない出したら
路地の裏に咲いてた花を
夜に舞う白い雪を
瞼に焼き付けて
息を止めたらキスを
A
ドミノ倒しの午後 音を立てて軌跡踏む
さよならを言うなら 過去は消してくれ
B
緑色のドアが隠す場所
楽園への道 教えてくれた
辿り着いた壁面には
血で書かれた僕の名前が残る
サビ
「おいで」と招いたその手が
赤い海に溺れゆく
誰も探さない街へと
いざない出したら
路地の裏に咲いてた君を
夜に舞う白い君を
瞼に焼き付けて
その唇にキスを
サビ
「殺せ」
「おいで」と招いたその手が
白い光へ消えゆく
誰も知らない世界へと
いざない出したら
路地の裏で咲いてた花を
夜に舞う白い雪を
瞼に焼き付けて
そのまぼろしにキスを
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