「時は無残にも我々を追い詰めてくるモノである。」

遠い遠い昔の噺(はなし)
世界から全ての音が消え失せた
私も声を失った

歌う事が私の生き甲斐
音を　歌を失った私
何もすることが出来なくて

時は無残にも私を追い詰めてくる
歌えない　音がない
歌えない　音がない　
音が音が音が(ピー)

(※)
全ての音が重なる時、世界は彩りを取り戻す
私が飛び散った音をかきあつめて　手繰り寄せて　紡ぐから
全ての音が重なる時、私は声を取り戻す
私を追い詰めた時も　今は消えてなくなって
再び音が甦る


遠い遠い昔の噺
この世から音がなくなり　無音の世界と化した
誰も歌を歌えなくなった

歌う事が誰もの生き甲斐
音を　歌を失った人々
何もすることが出来なくて

時は無残にも彼らを追い詰めてくる
歌えない　音がない
歌えない　音がない　歌が歌が歌が(ピー)

(※繰り返し)

全ての音がなくなって歌えなくなっても
私が何度でも何度でも何度でも…………
音をかきあつめて　手繰り寄せて　紡ぎだして――――



全ての音が重なる時、世界は彩りを取り戻す。