「濡れ羽色のマーメイド」カラオケ

歌詞

移ろう波に光る宝石のように 美しきマーメイド
気高き心と慎みに溢れる 海に咲く花のように

静かな海　どこか夢見心地 泡沫に包まれ
そっとしておいてよ震える声 蒼い水面(そら)見上げて

お魚だって海の藻だって みんな違うのに
認めない個性というばらばら
守りなさい　合わせなさい あなたはマーメイド
教えて普通って何ですか？

移ろう波に光る宝石のように 美しきマーメイド
透き通る髪に真珠の飾り付け 淑やかな海のように
でもねあたしは皆と違って 黒いしっぽの「悪い子」なんだって
涙と過ごしたひとりぼっちの夜 寂しさよ泡に溶けて…

出会いは突然で弱く小さなカメが なんだか放っておけなくて
キミもひとりなの？　そっか、同じだね
初めて触れあった手

あたしの色気にしないのは　キミが始めてでさ
ねぇ、どうして？　怖くないの？
だって「悪い子」なのよ…

お魚だってウミガメだって　みんな嫌うのに
キミだけが見せてくれる優しさ
いらない子と言われたこと　何度もあるけどさ
教えて　キミにはどう見える？

あたしが歌いキミがリズムをかなで　海の藻が踊りだす
やがてお魚も合わせて歌いだす
ひとときの幸せを今
だってあたしは海に咲く花で　黒い花があってもいいでしょ！
キミと一緒なら怖いものなんてない
さぁ行こうまだ見ぬ世界へ！