今日はとっても良い天気
でも目覚めは最悪・・・
「う・・・痛い・・・」
「わあ・・・ごめんねー」
理由はリンに思いっきり蹴られ起こされたから
そして結構痛いです・・・
「本当にすみませんでした」
「いや、別にいいけど」
うん。まじで気にしてないから
「なんだ~♪ねえねえレン、なんかしてよー♪」
え・・・いきなりなんで・・・
「そんなの言われても何をすれば?」
「う~ん・・・特技とか?」
特技?なんにもないな・・・うん?いや、1つあるかも・・・
「ねえ、リン。歌って知ってる?」
「う・・・た・・・?・・・・・・ってなあに?」
「えっとね・・・歌っていうのは、言葉をメロディーにあわせて言うんだよ」
多分ね・・・説明下手だけど・・・
「へえ~じゃあ歌ってー」
「うん。いいよ」
「♪♪♪‐」
ああ、久しぶりに歌ったな・・・
「♪‐はい、終わり」
「うーん・・・なんか・・・悲しい感じがするー」
「え?」
そうなのかな?歌詞はそんなに悲しくないけど・・・
「寂しい感じがするなーでもレン、歌上手だね~」
「そうですか?」
あっ敬語になってしまった(笑)
「うん。だから歌教えてよ!!」
「別にいいよ」
うん。歌って楽しいしさ・・・
「わーい。歌♪歌♪」

そのあと1日ずっと、リンに歌を教えてた
リンはとっても笑顔だった
なんか、リンといると楽しいな・・・
ずっとこんな日続いたらいいのにな・・・









でも、そう長くは続かなかった・・・









ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

黒と白の捨て猫の物語〈2〉

閲覧数:228

投稿日:2010/12/06 21:35:08

文字数:635文字

カテゴリ:小説

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