朝日が昇り また一日が始まる
紫紺の空 艶やかに蒼へ変わる
人々は 今日も今日とて蟻のやうに
社会に出かけて行くのです

雨が一粒降りました
まるで涙のやうでした
嘲笑うかのやうでした
一人顔をしかめました

ヒューマニズムなものなんて 私には必要ないのです
作り物の涙など いつかは涸れて朽ちるのです
今日と明日と明後日と 変わらぬ毎日過ごすのです
真実は一つだけ 生きてる今だけなのです

夕日が沈み また一日が終わる
茜色の空 艶やかに紫紺へ変わる
人々は 今日も今日とて蟻のやうに
急いで家路に着くのです

花が一輪咲きました
まるで笑顔のやうでした
慰めるかのやうでした
一人顔をしかめました

ヒューマニズムなものなんて 私には必要ないのです
作り物の笑顔など いつかは引き攣り砕けるのです
今日も明日も明後日も 変わらぬ毎日過ごすのです
真実は一つだけ 呼吸してる今だけなのです

愛しかたを忘れて 愛されかたを忘れて
低く唸る野良猫のやうに
私もいつかは死ぬのでしょう

ヒューマニズムなものなんて 私には必要ないのです
作り物の涙など いつかは涸れて朽ちるのです
今日と明日と明後日と 変わらぬ毎日過ごすのです
真実は一つだけ 生きてる今だけなのです

されど真実は時として 一つには収まりきらぬのです

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

paradox

閲覧数:34

投稿日:2010/03/28 08:40:28

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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