
羽ばたく指 空を切る
力無い腕 色の無い瞳
明日の位置が分らずに
飛び込んだらそこは灰色の海
時化る波に身を委ね
陸で歌う人の声を聴く
船の漕ぎ手は運命
あなたが導く光の先へ
嵐が来るような気がして
大切なもの全てを隠した
きっとあの雲が過ぎた後に
何も残らないのだろう
明日に投げた瓶の中では
昨日の後悔が死んでいる
いつかそれが打ち上げられたら
迎えに行こう
嵐が来るような気がして
重い扉を開けて飛び込んだ
雨も風も時化る波も
立ち尽くす僕を奪えなかったんだ
羽ばたく指 空を切る
天使の梯子 虹色の川
隠れていた貝達の
色を知ったのは嵐のあと
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