「凛。あの二人はいない?」
「うん、いないよ。大丈夫。」
美空が入念に確認し、本題を切り出す。
「凛、廉。【Black dusk】のことなんだけど・・・。」
「どうしたの美空姉ちゃん。何かあった?」
「【アレ】を発動した人は、その後、暗い闇の中と、今までの記憶の中を行ったり来たりするの・・・。」
「それがどうしたの・・・?」
美空が一瞬の間を置き、二人と目を合わせる。
「実は私、和人クンと接触したことがあるの・・・。」
「美空姉。だからそれが・・・って、本当!?」
「美空姉ちゃん。それって・・・。」
「そう、和人クンが私と会ったことを思い出してしまったら・・・。」
三人に重い沈黙がのしかかる。
「とりあえず、今は静かに見守りましょう。大丈夫、何とかなるよね。」
その頃、真二朗と名美は、和人の家に来ていた。名美が合い鍵でドアを開ける。
「あいつ・・・。合い鍵預けてたのかよ・・・。」
「うん。和人の両親が亡くなった時にもらった。何かあった時に、って・・・。」
「まぁ、いいんだけどよ・・・。汚くねえか?あいつの家。」
真二朗が中を見渡して言う。
机の上には空のカップ麺やペットボトル、お菓子の袋などがある。
「うん。これでも一時期よりきれいだよ?」
名美は、どこから取り出したのかゴミ袋を片手に片づけていく。
「そういえば海田。お前、和人のことどう思ってんだ?」
名美の手からゴミ袋が落ちる。その後、真二朗の方を見る。
「え、いいいいいや、なななんとも、おおおお思ってないよ?うんうん!というか、ちゃんと掃除して!」
(わかりやすい奴だなぁ・・・。)
「あぁ~ハイハイすまん。」
曖昧な返事を返しながら、真二朗が思い出したように口を開く。
「あぁ、そうだ。これも聞いておくわ。」
「な、なに?また変なことじゃないよね・・・?」
「そんなんじゃねぇよ・・・。」
真二朗が、ソファに座る。名美も、近くにある椅子に座った。
「もう、夕田達にかかわるな。って言ったら、お前はどうする?」
「え、どういうことなの・・・?」
Black dusk 第2章-3
RAIL WARS!の飯田班長がいい人過ぎてヤバいです。それだけ。
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