ゆりかご揺らす春の歌
素肌に感じて


絹風の夢に 口付け
草や木の 芽生えに恋を
健やかに眠る 子供達は
頬寄せてる

オレンジ色 透き渡る
パースペクト
遠近から 山吹き 飾れば

夜の露は 朝もやに 歓喜して
世界は色づく

亜麻色(あまいろ)に そよぐ 長い髪も 甘えて
夜明けから 目覚める 


雪溶ける屋根と おはなし
アーチの鐘は 空へ高く
健やかに笑う 子供達は
駆け廻るの

幾重に射す 太陽の リサイタル
日溜りから 小鳥の コーラス

羊の群れに 牧童は 鈴鳴らし 
パンパス に泳ぐ

甘草色 に香るドレスも 浮かれて
木漏れ日に 踊るよ


芽吹いてく 喜びに
愛を流して 歌えば
凍えた 月日さえ 融けだしてく 和らいでく

まるでまるで 幸せな 物語
旅人たち おひさま と笑う
北風さえ あたたかく 手を振れば
世界は 仲良し

通る雨さえも
楽しそうに 踊れば
虹色に 広がる

七色から 編み上げた
パースペクト
遠近から 綿雲 飾れば

それは まるで 極彩の きらめきで
アタシはバラ色

長い冬の日も 泣いた夜も 全ては 喜びに 孵(かえ)るの


ゆりかご揺らす春の歌
素肌に感じて ほら 一番星
包む夢に キスをするの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ゆりかご揺らす春の歌

keifinoさんの曲
http://piapro.jp/t/Xuo1
に寄せて

詞元の曲から、柔らかくて暖かく、優しく広がるような情景を受けました。


パンパス:草原地帯

閲覧数:182

投稿日:2013/04/04 18:38:12

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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