夏の匂いが雨に乗って
地面から巻き上がってく風
坂道下る僕を見つけ
まだ残ってんのかと押してくようで

蹴り飛ばしたんだ蝉時雨
何も聴こえないくらい走り出して
泣かないように目を瞑って
見上げた青空は遠くまでって

晒しまくった本性まで
思い出せないと笑っていて
見て見ぬふりは当たり前
痛がる素振りは3回目

待っててよって言ってたのはね
君が待ってくれないからで
描いたのは切り取った風
思ってた以上に鮮明な絵

涼しくなって寂しくて
待ちこがれてたはずの夢
熱さに負けてった蝉時雨
聴こえ始めたのに消えてって

何か特別なことはなかったっけ
思い出さないのは泣かないため
あと何回か数え初めて
終わりを教える通り雨

そうやって今年も過ぎ去って
夏の日はまた思い出
明日も今日の昨日が忘れられ
またさようならって消えた君へ

晒しまくった本性まで
思い出せないと笑っていて
見て見ぬふりは当たり前
痛がる素振りは3回目

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ただ過ぎるだけ

「せめて」

閲覧数:200

投稿日:2014/09/16 20:53:12

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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