遠景

真っ暗の帰り道、自転車こいで
とりとめのない話しながら帰った
上手くいかないことも多いけど
まあ、なんとかなると思ってた
価値観や、考えてること
確かめながら、どうにもならずに

遠くまで続いてく、この町並み
変わらないものがあった
眠ることさえ、忘れるくらいに
色んな思いを抱いて大人になった

つむがれていくストーリー
優しい人に僕はなれるのかな
ずっとこんな毎日なんて無理なんだろ
車の免許も　すぎてく日々も

もし、僕が立ち止まりそうになったら
誰かそばにいてくれるのかな
明日がこなければいいのにとか
そういうことを言うわけじゃないんだけどさ

価値観や、考えてることなんて
今になったらどうでもいいこと

いつか僕が消えてしまっても
この先ずっと心の中に
この思い出があればそれでいいな
なくさないようにもってたいな
遠くまで続いてく、この町並み
変わらないものなんてないけど
明日のことも忘れるくらいに
今日も命を燃やしていたい