「今からニュースを伝える、ニュースボカロキャスターのリンです「レンです」
真面目な表情で言う、リンとレン。
「まず1つ目のニニュースは、最近たこルカという生物が、全国の魚屋さんを襲撃しているとのことです」
「調べによりますと、たこるかという生物の見た目が非常にたこに近いことから、同じ仲間のたこや魚介類たちを助けたかったと、たこルカのボスは供述しています」
「幸い、魚屋さんは降伏したので、それほど大きな被害にはならなかったようです。良かったですねぇ、レン」
「そうですねぇ、リン」
「続いて、2つ目のニュースは、ごくごく最近、とある場所で、はちゅねミクが増殖しているもようです」
「「以上、ニュースでした」」

「・・・2つ目のニュースは突っ込まなくていいのかよ」
ニュースボカロを見ていた、アカイトは呟く。
「ほんと、アカイトってば、よく突っ込むわねぇ」
ラズベリーケーキを食べながら、感心して言う愛斗。
「べっ別に・・・」
アカイトは、愛斗に背を向けたのだった。

「ここで、臨時ニュースです」
リンが、ディレクターから回された紙を見て言う。
「先ほどの2つ目のニュース、はちゅねミク増殖事件についての続報です。ただいまのはちゅねミクの数は、増えに増えて、30451体になっているとのことです」
「「以上、ニュースでした」」

「・・・なんか、詳細が知りたいなー」
「気になるわね」
ぶつぶつ呟くアカイトと愛斗。
「これぞ、ニュースボカロの策略よね!」「うー!」
「「・・・ん?」」

「はちゅねミク増殖事件についての続報です」
リンが真面目な表情で言う。
「ただいまのはちゅねミクの数は、現在100267体になっているとのことです」
レンが冷静な声で言う。
「これは、社会現象ですよ」
「っていうか、ニュースになりますよ」
「・・・これ、れっきとしたニュースですけど」
「・・・・・」
「以上、ニュースボカロでした」

「キャスターのレンは、やっぱりヘタレだなー」
「知ってるの? アカイト」
アカイトの言葉に、愛斗はメロンと桃のゼリー寄せを食べながらたずねる。
「まぁな」
「ふーん」
「ヘタレの方がいいよね!」「うーうー!!」
「「・・・え?」」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【亜種コラボ小説・長編】 パフェ対決には関係ないニュースボカロの策略 【カット編】

こんにちは、お久しぶりです!
今回は、カット編で、ニュースボカロとか色々書いています!

次回は、モコちゃんの毒薬(?)事件編を投稿して、その後未投稿分のやつも完成させて、それから新しいエピソード編に取り掛かりたいと思います!

閲覧数:58

投稿日:2010/09/19 15:15:52

文字数:930文字

カテゴリ:小説

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