何枚もの原稿を用意しても
君に宛てる言葉は無い
数通りのやり方を見つけても
きっと腑に落ちないのだろう
元となった自分を失いたくない
色付けされて綺麗になっても派手な衣装は似合わない
鍵盤の上を歩いてわが身を知る
ぶつかり合うそんな痛みが私は好きだ
だけどいつだってそれは馴染まずに
光り輝く方へと私を導いてくれる
五線譜から取り出した記号には
夢なんかが詰まってる
開いていた教科書に目を向けず
感覚だけを頼っていた
記憶なんていつかは上書きされて
自然に消えて振り返っても思い出せない、笑えない
屋根に上ったら1番を目指して
星空の中涙を捧げ私は歌うのよ
童話は始まる こんな日常で
光り輝く方へと私を導いてくれる
笑顔の国よ
薔薇の花束を持って
純白を汚してピアノを弾いて
夜を越えて…
運命がやがて悪夢を呼び込んだら
君は迷って危ない橋を渡ってしまう?
闇は明けないの?そんなのつまらない…
生き抜く強さは気付かないものだけど
誰にも備わっているものだって私は思う
代役はいないこの人生では
味のない主役なんて悲劇を演じきれない
童話は始まる こんな日常で
光り輝く方へと進む私を導いてくれる
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