《A》
泪が零れ 心が抉れ
月は隠れて 日は落ちてゆく。
泪が零れ 割れた花瓶と
月明かりだけ、月明かりだけ。
泪が零れ 眠ることなく
太陽が見え 草木は起きる。
泪が零れ 日常の中。
泪は枯れた 日常の中。
《B》
泣いた夢 春の日差しに 溶け込んで
徒桜 見る暇もなく 花弁散る
春の中 春の足跡 春の夢
立ち止まる 泪が零れ 日常の中
《S》
嗚、嗚呼 泪が零れ
雄叫びをあげに 旅に出る
嗚、嗚呼 泪が枯れた
そんなもんだと 立ち止まる。
《A》
泪が零れ 静止した今
どうにもならぬ 晒されている。
泪が零れ 桜が咲いた
闇夜の中で 見られぬ心
泪が零れ 起きることなく
斜めな言葉 笑い声だけ
泪が零れ 日常の中。
泪は枯れた 日常の中。
《B》
起きた夢 春の日差しが 眩しくて
さらば冬 白い雪だけ 溶けて消え
春の中 春の足跡 春の夢
立ち止まる 泪が零れ 日常の中
《S》
嗚、嗚呼 泪が零れ
どうでもいいさと 寝ころんで
嗚、嗚呼 泪が枯れた
そんなもんだと 立ち止まる。
《S’》
嗚、嗚呼 泪が零れ
光を求め 旅を行く
嗚、嗚呼 泪がたまる。
その眼の中を 満たしてく。
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