『古都の守り神』 作詞&作曲:arison
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いつか君が好きだった
あの頃に戻りたくなって
それがもう届かなくとも
私はここでうたおう
古に咲く記憶の花は いつしか枯れ行き
忘れまいと この胸に 大事に仕舞っていた
だけれど 貴方は都を離れる 遠いあの国へ渡る
争うことを忘れてしまった世界に 雨が降り注ぐ
淡い月影 空言
きっと気付かない振りをしてた
これから来る 災いへと
この身を差し出して
浮世に咲く花弁は
やがて全て焼き払われても
お互いに確かめ合った
ただ一つの願いを
時は過ぎ 大人になる
悲しき戦乱の世は 懐かしい思い出さえ 心縛るようで
遠くで鳴り響く戦の音が 立ち込めた恐怖心が
どれだけ胸を襲ったことでしょう 君への言葉さがすけど
「はなさないで」と、手を取った
為す術も無く 貴方見送り
夢を見て 涙流して
あの星に届いて
いつか君が好きだった
あの頃に戻りたくなって
それがもう届かなくとも
私はここでうたおう
焼けた空 赤い夜空に 撃ち上がる声
滅ぶ都と共にあるこの宿命は 私を縛り付けた
その優しい手のひらは 私を撃つためのものじゃない
抱き締めるためのものでしょう この愛に答えて
愛してた 大好きだった 君のその手から放たれた
一筋の矢が胸を撃ち 私を突き刺した
あの日 君と夢見てた 永久の約束 重ねた愛も
どうかどうか夢の中で いつまでも輝いて
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