「ずっと」って君は言うけど
「ずっと」なんてあるのかな
無邪気に笑うその顔が
好きだから何も言えなくなってしまうけれど

「ずっと」って君は言うけど
「ずっと」なんて信じられなくて
まだ君と一緒にいたいから
余計なことは伝えなかったけれど

煙が空に伸びてああ現実はこんなものかと「割と味気ないな」なんて思ったりして
それでもまだ居るように感じてしまうのは君が「ずっと」って言うから

ピースサインの写真に手を合わせて
「これからも一緒にいようね」なんて呟いたりして

ほら
永遠なんて僕らには重すぎて
叶えられないくせに期待だけはさせて

走り出す走り出す
風にのって「僕も連れていってよ」と叫ぶ

泣きじゃくって走って立ち止まってうずくまって
君が肩を叩いて「ごめんね」なんて言わないでよ
夢が早く覚めたらいいのにね

ほら君はやっぱり「ウソツキ」