――気まぐれな神様のゲーム――




「なんか退屈だな。やることもないし寝るか。」

―1回目の人生は退屈で。見ていてもつまらないわ。次の人生にしてしまおう。



「仕事しなきゃなぁ。でも今日はドライブしたいし…。よし、仕事休んじゃおう。」

―2回目の人生はやりたい放題。あらあら。振られたからって、女の人を殺してしまったわ。そろそろ退場してもらおうかしら。



「はぁ~、ミクたんみたいな彼女欲しいな…。」

―3回目の人生は毒男。気持ち悪いこと言ってるわね。意味がよくわからないわ。もう次にいきましょう。



「今日は私の演奏を聴くためにお集まり頂き、ありがとうございます。では聴いてください。」

―4回目の人生は盲目のピアニスト。目が見えないけど、今までで1番いい人生ね。次の人生になるまで楽しむといいわ。



「何故私にやらせてくれないんですか。女だからですか?」

―5回目の人生はフェミニスト。女の人になったわね。男女平等の夢は叶うのかしらね。



「汚職か…。でも金のためなら。」

―6回目の人生は汚職にまみれ。金のためなら何でもしてしまうのね。金がそんなに大切かしら。



「彼氏が欲しいな…。でも私なんかには一生無理よね…。」

―7回目の人生は喪女。またネガティブ思考のウザったい人間ね。少し早めに終わらせてしまおうかしら。



「この土地を買い取って、ホテルを建てよう。」

―8回目の人生は大富豪です。そんなに金を持って、大変ね。あなたの周りには、金を狙う人間がたくさんいるわよ。



「今日はいいことありそうだな。」

―いいこと?馬鹿じゃないの。あなたの人生は私がサイコロを振って決まるのよ。いいことなんて、そうそう起きないわ。



「明日締め切りだ、急がないと。」

―9回目の人生は漫画家で。なかなか上手いじゃない。面白いわ。



「やっと小学校で教師が出来るぞ。」

―10回目の人生はロリ〇●教師。そんな小さな女の子に手をだすなんて、醜いわよ。



「…………。」

―11回目の人生は目もあてられないような凄惨なもの。これはさすがに見てられないわ。




―あなたは飽きたから、そろそろ棄てるわ。


―運命なんて笑わせないでほしいわ。全て私が決めてるんだから。




「彼と上手くいきますように。神様、お願いします!」


―勘違いしてるわね。私はあなたの願いを叶えたりしないの。それなのにあなた達は私を崇めるのね。



―嗚呼なんて滑稽なの―
―嗚呼なんて滑稽なの―

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

↑人生ゲーム↓

今回は「↑人生ゲーム↓」です。
ふぃ~、疲れた。
まだ上手く書けない…。

ゆずひこ様すみませんでした。

リクエスト受け付けてます(*^^*)

閲覧数:197

投稿日:2011/04/22 01:28:43

文字数:1,073文字

カテゴリ:小説

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  • 禀菟

    禀菟

    ご意見・ご感想

    にゃんて文才…!!
    俺にくれにゃ!!

    一番いいのは大富豪だにぇ!!

    神様いいにゃあ…(*^^*)

    2011/04/22 06:59:08

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