散々な目に遭って ざんざん降りの雨の中
君の濡れた瞳 波の色をしていた
無邪気に笑って 無機質な街並み
無関心な人々 すり抜けても無感動
手を伸ばしてやっと掴んだものでさえ死に物狂いに必死にきゅとぎゅと集中してないと
指の隙間から隙をみてするすると消えてしまうそんな
現実
いつでもいこうと踏み出せる
そんな気持ちでいいのかい
いつでもいこうと踏み出せる
そんな気持ちに価値があるとでも?
混沌とした世界で 困頓とした毎日
君の迷いは迷宮に 日々の迷いは早急に
朽ちていく解けていく強い咆哮に導かれるように落ちていく溶けていく選べぬ方向へ
立とうが座ろうが所詮自分であることは変わらないそんな
現実
いつでもどうぞと差し出せる
そんな命でいいのかい
いつでもどうぞと差し出せる
そんな命を彼らが欲しがると?
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