曲B
*世界を巡り、旅を続け。けれども、「呪い」をとく手段は何処にもなかった。世界の最果て不変の砂漠と呼ばれる地で、滅びの刻を待つ二人の前に現れたのは、「最果てにして始まりの魔女」伝説にうたわれる存在。
魔女は言う。『滅びの予言(運命)を覆す事は不可能』『けれど、あなたたち二人に、覚悟があるのならば……』
それは永遠を生きて壊れた世界をなおす事。
とても厳しい道のりであっても、二人はそれを選ぶ。
滅びの刻、少年は瑠璃の石のくじらに己が魂を移し。少女は魔女から不変にして不死たる存在(ちから)を受け継ぐ。
また、旅がはじまる。長い永い旅が。
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