妖艶な花びらよ 俗世に舞い踊れ
血塗られた女神のように 激しく狂おしく
色彩をまき散らせ この暗い浮世に

月の夜 身を潜め 静かに時を待つ
誰にも知られぬ庭園で 色を付けていくの

ああ 色濃く夜更け 光に射されて
深紅の蕾 少しずつ開く 薔薇の華

奏でましょう 赤く紅い 神秘のシンフォニア
飛び交った血も 刎ね上がる花も
一興だと笑ってしまいましょう。

純潔な花びらよ 世界を狂わせて
黒い羽根の天使のように 激しく恍惚に
鮮血をまき散らせ 終末の情景

ああ 咲き誇る薔薇 支度が出来たわ
細い体 棘を見せて 飾る 甘い罠

奏でましょう 紅く黒い 無情のラプソディア
切れた肌も 折れた棘も
一興だと無視してしまいましょう。

儚き命の なれの果て
この今 見せてあげましょう

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roses

思いつき一発です。

閲覧数:25

投稿日:2011/02/08 19:05:57

文字数:346文字

カテゴリ:歌詞

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