重低音で唸る時が
刻々と僕を濡らしていく
始まりの合図と共に
舞い上がる 君の心臓

今ここにいたんだよ
さっきまで ねぇ 近くに
彼女の血の雨を
全身で受け止める 愛



僕は耳を失くしたのかな
それとも「僕」を亡くしたのかな
自分じゃなんにもわかんないよ
君が触ってくれないと

君の白い手の甲に落ちる
この水滴は僕の涙かな
それとも君のパパのいたずらかな
あぁ。もう わかんないや。




国家が響く
街にも 脳内にも
鈍く重なる 安いコーラス

お願いだから 今は静かにしてよ
彼女が眠れないじゃないか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ぼんやり

なんとなく浮かんだもの

結局は彼女と共になる選択を選ぶんだと思います

閲覧数:94

投稿日:2011/04/24 02:49:39

文字数:257文字

カテゴリ:その他

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