泣くように囁くのは
波の音が五月蝿いから
誰かが微笑む夢
いつしか忘れた歌


凍えた爪先
透けてく右足
歪な鱗に変わればいいのに
離れた手と手も
綺麗な指輪も
沈めば同じと
気付いて
しまえば良かったよ


歌うように囁くのは
波の音が聞こえるから
最後に眺めた空
水底に消える夜


憂いの亡骸
孤独な足音
揺らいだ水面に
解けずに残った
誰かを望んでも
何かを歌っても
聞こえずに


這うように囁くのは
波の音も消えゆくから
貴方を思うのに
闇の中
遠いよ

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waterburial

海を見てこんな歌詞を想いつくってのもどうかと思うのです

閲覧数:225

投稿日:2008/10/06 15:41:12

文字数:233文字

カテゴリ:歌詞

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