しばらくしてーー・・・
「・・・あれ、みんな来てる・・・」
ミクが寝ぼけなまこのままで、呟く。
「・・・あれ?いないと思ったら」
マスター(作者)が言うと、リンは
「ミクを起こしに行ってたんだ、マスター(作者)。・・・ごめんなさい、抜け出したりして」
と、苦笑しながら言った。
「・・・ううん。別にいいよ・・・ま、それはいいとして」
マスター(作者)はそう言って、「・・・ここまで本題入るのに8何分かかったんだろう。絶対30は超えてるよね」
とか、ぶつぶつ呟いたあとようやく本題に入った。
「・・・突然せすか、あなたはどっち?クイズです!デデン♪」
(クイズの司会者も効果音も全部一人でやってしまうマスター(作者)は、ある意味すごいと思うなぁ)
と、僕は一人思った。
「・・・あまいものと辛いもの。・・・どっちが好き?」
みんなは、しばらく考えて、
「それでは、回答をお答えしてもらいましょう!一斉にどうぞっ!」
「あまいものっ」「あまいもの」「あまぁいもの「からいもの」「あまいもの・・・」
「・・・・・・・・・・」
みんなはアカイト(少しKYな人)を見た。
「・・・んぇ?・・・なんか、悪いことしたっけ?」
ますますKY発言のアカイト(TKY・・・とても空気読めない人)にマスター(作者)は、
「・・・信念を貫くのは良いことだよっ!だから・・・・」
言葉が詰まったマスター(作者)を、フォローしたのは
「・・・あ、でも、辛いものも俺好きですよ」
ヨーグルトを食べ終わって、会話を聞いていたグルトだった。
「・・・・まじっ?」
「はい。キムチもいいですけど、でもやっぱり一番はハバネロかなという・・・っっ!?」
「今まで、俺を理解してくれた人はミクしかいなかったんだ!・・・なんか、ありがとな!!」
「・・・いえ、それほどでも」
アカイト(赤い人!)にいきなり手を握られたグルトは少しだけ戸惑いながら言った。
「・・・なんか、ミクの出番なかったね・・・ごめん、ミク」
リンが謝るとミクは笑って、
「いいよ。別に。でもやっぱこうやって見てるとさ・・・」
一息置いて
「・・・楽しいよねーとか思ったり・・・そう思うよね?リンちゃん」
ミクは楽しそうに言った。
「・・・そうだね」
リンも、楽しそうに頷いた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

日常的環和 14話 あまいものとからいもの、どっち? その3

ミクとリンもそろい、大集合な感じになっています。
楽しさと騒がしさが伝わればなと思います。
今回の貧乏クジを引いたのはアカイトでした。ごめん、アカイト。

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投稿日:2009/07/19 19:23:17

文字数:953文字

カテゴリ:小説

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