染みた分の伝う水が
いつかを咲かすって
とめどなく流したけど
腐るなんて知らなかった
雨の続く深い闇
濡れるほど乾く心
まぎれる悲鳴に安堵した
君に届かなければ いい
遺せない想いを許せない昨日を
埋めてきた 咲く花の色を
鮮やかに変えるほど
隠してた切り口から流す赤色を
伝う文字にして刻めたら
気づいてくれるだろうか
光さえ途切れぬなら
ずっと続くはずと
惜しみなく与え続けた
干からびるまでずっと
焼け付く記憶褪せる日々
晒すたび失くす僕を
繋ぎ止める声もう二度と
響くことはないと知る
守れない想いを繋げない明日を
諦めて 咲く花はもう
何色も纏わない
隠した傷跡に触れてきたその手を
解かずにぼくができたなら
気づいてくれただろうか
「ゼロから生み出せない
君すら奪うだろう」
ゼロから始めては
僕でいようとする
「ゼロから生み出せないから」
共に在ろうとした
ゼロから創めるよ
僕で君でそのままで
歪めた記憶焦る日々
探しては失くす僕を
呼ぶ声に今もう一度だけ
響いて欲しいと願う 君に
遺せない想いを許せない昨日を
埋めてきた 咲く花の色を
鮮やかに変えるほど
隠してた切り口から流す赤色を
伝う文字にして刻めたら
気づいてくれるだろうか
守りたい想いを繋げたい明日を
願うから 咲く花の色には
やさしさを纏って
晒した傷跡に触れてきたその手を
解かずに僕らいられるなら
笑いあえるのだろうか
もう一度 あえるだろうか
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