触れていたかった 貴方の欠片
そっと閉じ込めて 握り潰した
今溶け合い 混じり合って
夜の闇に犯されていく二人で...
全てを受け入れたふりをしていた
貴方の首筋に 歌うような憎しみを
光差す窓辺に貴方が微笑んで
雫に明け暮れた私は ただ密やかに
造化の純潔などいらないわ
ただ貴方が欲しいだけ
貴方に触れたあの時をずっと
思い出し胸焦がれて...
触れていたかった 貴方の髪を
抱いていたかった 貴方の吐息を
夢現のまま意識手放し
火照った肌に舌を這わせて...
声にならない言葉をもう一度
貴方に聞こえぬように祈る
憎しみと愛がどうか貴方に
届きますようにと...
触れていたかった 貴方の全て
手に入れたかった 貴方の全てを
今すぐに楽にしてあげるから
最期にもう一度口付けて...
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