【A】
心が音を立てるんだ
崩れた赤い実みたいに
約束忘れてしまうなら
この手で塗り潰せばいい

【A'】
さして悲しくもないのに
涙が出ちゃうのなんでだろ？
ぐちゃぐちゃ頬張るキドニー
何の味もしないんだ

【B】
君の笑顔も僕の言葉も
欠けたピースにさえなりはしないよ
色褪せた感情が意味を持つなら
どうか教えてくれないか
カンカララン

【S】
リズム音痴なステップ鳴らす
あの日の二人行方知らず
傾げた首のまま世界を見て
きっとそれが正しい答えさ
破れたピンクのハート集めて
それでもただの記憶のままで
口から溢れた愛の歌
不協和音を奏でてた


【C】
揺らぐ視界に君の面影
雁字搦めの酸素を吸って
足りないのなら僕の口から
すべてを吸い出して
飲み込んでみせてよ


【B】
割れた記憶に油をさして
鏡の中の遊園地で迷子
なんて笑い話を語り合おうか
さあさ 時間がきたようだ
カンカララン


【S】
リズム音痴なステップ鳴らす
あの日の二人行方知らず
傾げた首のまま世界変えて
間違った答えに丸付けよう
解けた赤い糸 首に巻いたら
ひとつに溶ける想いの欠片
壊れたレコード流して
変わらない僕等二人の
口から溢れた愛の歌
不協和音を奏でてた



～読み方～
【A】
こころがおとをたてるんだ
くずれたあかいみみたいに
やくそくわすれてしまうなら
このてでぬりつぶせばいい

【A'】
さしてかなしくもないのに
なみだがでちゃうのなんでだろ？
ぐちゃぐちゃほおばるきどにー
なんのあじもしないんだ

【B】
きみのえがおもぼくのことばも
かけたぴーすにさえなりはしないよ
いろあせたかんじょうがいみをもつなら
どうかおしえてくれないか
かんかららん

【S】
りずむおんちなすてっぷならす
あのひのふたりゆくえしらず
かしげたくびのまませかいをみて
きっとそれがただしいこたえさ
やぶれたぴんくのはーとあつめて
それでもただのきおくのままで
くちからこぼれたあいのうた
ふきょうわおんをかなでてた


【C】
ゆらぐしかいにきみのおもかげ
がんじからめのさんそをすって
たりないのならぼくのくちから
すべてをすいだして
のみこんでみせてよ


【B】
われたきおくにあぶらさして
かがみのなかのゆうえんちでまいご
なんてわらいばなしをかたりあおうか
さあさ じかんがきたようだ
かんかららん

【S】
りずむおんちなすてっぷならす
あのひのふたりゆくえしらず
かしげたくびのまませかいかえて
まちがったこたえにまるつけよう
ほどけたあかいいと くびにまいたら
ひとつにとけるおもいのかけら
こわれたれこーどながしつづけて
かわらないぼくらふたりの
くちからあふれたあいのうた
ふきょうわおんをかなでてた