イントロ:十五夜の月は丸い、だけど十六夜の月はもっとまるい。十六夜の夜はよく曇っている。珍しく晴れている十六夜。少女は円満(えんまん)な月を眺め、自分の一生(いのち)が満ちていないことを切なく思った。そんな少女が一人湖の側に踊った物語。




花(はな)は散(ち)るらん朧月(おぼろつき)
如月(きさらぎ) 去(さ)った君(きみ)
見(み)渡(わだ)す限(かぎ)り何(なに)もない
幾度(いくど)思(おも)ひ出(だ)す(し)(←最後い段)

ヒラ ヒラ ヒラ  夜ノ桜(よるさくら)が
シャラ シャラ シャラ  簪(かんざし)が
パラ パラ パラ  落(お)ちる涙(なみだ)
踊(おど) りが 始(はじ)まった

今宵(こよい)ひとり舞(ま)い上(あ)がり
灯(あか)りゆらり袖(そで)を振(ふ)り
無我夢中(むがむちゅう) 誰(だれ)のために
少女(しょうじょ)満月(まんげつ)の下(した)踊(おど)り

夜空(よぞら)見(み)上(あ)げる流(なが)れ星(ぼし)  
願(ねが)ひは心(こころ)に瞬(またた)き 
諸行無常(しょぎょうむじょう) 誰(だれ)の一生(いのち)  
少女(しょうじょ)満月(いざよい)遥(はる)か踊(おど)り





離(はな)れ去(さ)る如月(きさらぎ)恋(こい)
一緒(いっしょ)に居(い)た湖(みずうみ)
春の三ヶ月(みはる)の記憶(きおく)思(おも)い出(だ)し
時雨(しぐれ)洗(あら)い流(なが)す(し)

キラ キラ キラ  落(お)ちる星(ぼし)が
ユラ ユラ ユラ  振袖(ふりそで)が
サラ サラ サラ  風(かぜ)が吹(ふ)いた
踊(おど)りが 始(はじ)まった



今宵(こよい)一人(ひとり) 思(おも)ひ出(だ)し
月(つき)明(あ)かりゆらり照(て)らし
飛花落葉(ひからくよ)誰(だれ)の感情(いたみ)
少女(しょうじょ)満月(まんげつ)静(しず)け踊(おど)り

夜空(よぞら)見上(みあ)げる朧月(おぼろつき)
思(おも)ひは心(こころ)溢(あふ)れ出(だ)し
物換星移(ぶっかんせいい)誰(だれ)の一生(いのち)
少女(しょうじょ)満月(いざよい)清(きよ)ら踊(おど)り


solo


今宵(こよい)一人(ひとり)舞(ま)い上(あ)がり
灯(あか)りゆらり袖(そで)を振(ふ)り
無我夢中(むがむちゅう) 誰(だれ)のために
少女(しょうじょ)満月(まんげつ)の下(した)踊(おど)り

夜空(よぞら)見(み)上(あ)げる流(なが)れ星(ぼし)  
願(ねが)ひは心(こころ)に瞬(またた)き 
諸行無常(しょぎょうむじょう) 誰(だれ)の一生(いのち)  
少女(しょうじょ)満月(いざよい)遥(はる)か踊(おど)り

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満月(いざよい)踊り

初めまして、私は魚青(サカナオ)と申します。中国人です。私は和風曲が大好きです。そして、その満月(いざよい)踊りを作りました。中国で「十五夜の月より、十六夜の月はもっとまるい」っていう話がありました。そして、いざよいっと言います。全曲はちゃんと韻を踏めるように書きました。特にAメロの部分を、一歩一歩踊るように、しりとりで書きました。しりとりの部分は音高も同じです。本当に大変でしたけど、面白かったです。あとBメロの部分を、ミクちゃんの声を右から左、左から右、そして、右左真ん中にしました。それも踊るように「左、右、そして回す」っていう感じでやりました。最初ギターriffの部分はなんとなく弾いたけど、本当のライブ曲になればなんでも変えられる。全曲は波をかぶらずように書きました。軽い曲です。そして途中は和楽器をDJのようなソロで演奏しました。自分も聞いたことがなかったですが、挑戦しました。どうぞお聞きください。

二次創作がPVとか大歓迎。気になった方はどうぞ声をかけてください。

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投稿日:2017/03/20 14:57:44

文字数:1,149文字

カテゴリ:歌詞

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