-痛覚残留-
傷から漏れ出す朱(あか)
何も感じない、体がないように。
思考回路を盾にして
痛覚を無に変えた
"生"を問いても答えは出ない
無意識に笑みが溢れている
痛覚と感情を忘れた自分に
優しさが与えた涙
血を流しても感じる事ない痛みが
形のない言葉(オト)で私を痛めつける
塞いだ傷が泣き出す
感じた事のない感覚に
微かに存在した痛覚(それ)が"生きてる"を示した。
血を流しても感じる事ない痛みが
形のない感覚(モノ)で痛めつける
泣いた、笑った、それは嘘ではなくて
ただ無になってイタくないフリしたんだ
ご意見・ご感想