その暗い空に手は伸ばせないようだ
見上げるだけのそれはただ遠くて
まるで夢でも描いているようだ
僕は一番星を見逃したようだ
無数の星に紛れたそれは
もう見つけることは不可能だろう

皮肉な希望は目を瞑ると鮮明だった

直立不動で眺める世界は
思ったよりも小さく見えた
わるくないよね。
隣にいつの間にか立っていた君は いつか
闡明(せんめい)に思った人に似ていた


「君は一番星を手放したようだ
その手を上げることすら億劫で
まるで被害者でも見てるようだ」

ニヒルな台詞は目を瞑っていても続いていた
逃げるように膝を折れば 随分と小さく見える

体育座りで眺める世界は
思ったよりも近くに見えた
「わるくないだろ。」
隣り合う君から逃げるように見上げた空は
いつもより星が鮮明に見えた


あれかな 口をついた言葉に
ご名答  曖昧な笑顔に
嘘付け  口をついた言葉に
ご名答  笑みが零れた

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ちっぽけのさんじょう

いつもより先が明るく見えた

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1/22:ちょびっと変更

閲覧数:162

投稿日:2012/01/22 23:38:59

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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