はじめて君が
悲しんでいるところを見ました
とてもくるしそうな君を
僕は 僕は ただ ただ
なにもできないまま 見守っているだけでした
僕はなにもできない できない
君を守ってあげられずに
ごめんね ごめんね
「謝らないで」と
君は言ったけれど 僕は
彼は私が
初めて悲しんでいるところを見ました
とても辛そうな君を
私は 私は ただ ただ
悲しむだけで 苦しませるだけでした
私は彼になにもできない できない
彼に頼るのも怖かった
ありがと ありがと
「ごめんね」と
彼は言ったけれど 私は
僕は彼女を守りたかった、守れなかった
彼女の話を聞けばよかった
私はあなたを頼れなかった 信用しなかった
彼に相談すればよかった
さよなら さよなら
私はもう行くね。
もう会えないけれど 来世で
僕は彼女を守れなかった。
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