飛べない鳥でありたいと強く願ってる
僕に自由は荷が重すぎるから
羨ましがって努力しないでいたいんだ
焦がれて踏み出す一歩の方が楽だから
今日の月の形なんかに興味はないのさ
でもちょっとだけ気になるから、代わりに見てきちゃくれないか
一生籠の中でいいからさ
格子越しに君といられるなら
世界の広さに意味はないよ
知ったところでどうかした?
翼の傷で情けをいつも買い込むのさ
それでいつだって事は足りるから
一歩跳ねて拍手してもらえればいいんだ
すべきことは何だって下されるから
無理に『安心』の価値を上げて済ますのさ
でもやっぱり焦がれちゃうから、後から教えちゃくれないか
きっと世界の果てだってさ
籠ばかりが並んでるだけなんだろ
どこまで飛ぼうと変わりゃしないよ
違って欲しいとも思うけど
とうに治っている傷を
君に知られるのが怖いんだ
だってさ、そうしたら君は
喜んでしまうだろ
優しく僕を包んでさ
空に放ってしまうだろ だから
僕の世界はここでいいよ
自由な空じゃ守ってもらえない
けれどもこことは違う光を
浴びたいなんてことも思うんだ 僕は
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